Gator BLI ラベルフリー解析システム
バイオレイヤー干渉法による分子間相互作用解析装置
Gator BLI 装置
スループットに応じて選べる5モデル
Gator BLI ラベルフリー解析装置は、1回のランで自動的に測定できるサンプル数とサンプルフォーマット(96ウェルあるいは384ウェル)に応じて5モデルからご選択いただけます。
搭載されたBLIテクノロジーは共通で、どの装置でも同じデータクォリティを得ることができます。
それぞれのモデルの詳細については、各モデルについての説明とスペックシートをご覧ください。
Gator Pro
ハイスループットモデル
Gator Pro は、次世代のハイスループットBLI解析装置です。
同時に最大32チャンネルで測定が可能です。3枚の384ウェルあるいは96ウェルサンプルプレートを搭載することができます。
定量解析では、96サンプルを12分、384サンプルを32分、1152サンプルを142分で自動測定します。
エピトープビニングでは、32x32マトリクスを8時間以内、96x96を5日以内で解析できます。
安定したベースラインで高感度なデータ取得を可能にするバイオセンサーと直感的な操作が可能なデータ取得/解析ソフトウェアにより、ハイクォリティなデータを多検体から簡便に得ることができます。
カイネティクス解析によるKD/kon/koffの分析、エピトープビニング、定量解析まで、抗体スクリーニングに適したシステムです。AAV力価測定も可能です。
ロボットインテグレーションによるオートメーションにも対応しています。
Gator Pivot
ミドルスループットモデル
Gator Pivotは、Gator BLI テクノロジーを搭載したミドルスループットのラベルフリー分子間相互作用解析装置です。
同時に最大32チャンネルで測定が可能です。96ウェルプレートだけでなく384ウェルフォーマットのサンプルプレートを2枚まで自動解析することができます。
定量解析での自動測定サンプル数は最大816です。エピトープビニングは最大20x20の解析が可能です。
サンプル温度コントロール機能(15~40℃)と蒸発制御機能を備えるため、熱的に不安定なタンパク質の分析も安心です。長時間の分析中にサンプルが蒸発する潜在的なリスクも軽減できます。
結合/速度論解析、定量解析、エピトープビニング、AAV力価測定など様々なアプリケーションが可能です。
ロボットインテグレーションによるオートメーションに対応しています。
Gator Plus
384ウェルプレートを使用できるロースループットモデル
Gator Plusは、96ウェルプレートだけでなく384ウェルプレートを使用可能なBLI 解析装置です。
同時に最大8チャンネルで測定が可能です。サンプルプレートの搭載枚数は1枚で、濃度定量アッセイでは1回の測定で456サンプルまで自動測定することができます。
表面化学特性を改善したバイオセンサーが低いベースラインを安定的に保ち、高感度な測定を実現します。
すべてのGator BLIアプリケーションが可能です。
アッセイのセットアップからデータ解析までをカバーするオールインワンソフトウェアは直感的な操作が可能で、熟練者から初心者まで簡単に欲しいデータを得ることができます。
オートメーションには非対応です。
Gator Prime
96ウェルプレートを使用するロースループットモデル
Gator Primeは、サンプルプレートに96ウェルプレートを用いるロースループットなBLI分子間相互作用解析装置です。
同時に最大8チャンネルで測定が可能です。サンプルプレートの搭載枚数は1枚です。
定量解析では1回の測定で最大168サンプルの自動測定が可能です。96サンプルを26分で測定します。
表面化学特性を改善したバイオセンサーが低いベースラインを長時間にわたって安定的に保ち、タイトバインダーを確実に測定します。
すべてのGator BLI アプリケーションが可能です。
GatorOneソフトウェアのクイックスタート機能とテンプレート機能が、アッセイのデザインから解析までシンプルな実行をサポートします。
オートメーションには非対応です。
Gator Pilot
ミニマムなサンプル数の方に最適なエントリーモデル
Gator Pilotは、処理サンプル数の少ない方のためのエントリータイプのBLI解析装置です。
同時に最大4チャンネルで測定が可能です。96ウェルサンプルプレートの搭載枚数は1枚で、濃度定量解析では1回の測定で最大40サンプルを自動測定します。
エントリーモデルながら、Gator BLI テクノロジーの優れたデータクォリティと堅牢性を備え、幅広いアプリケーションに対応します。
GatorOneソフトウェアのクイックスタート機能とテンプレート機能が、アッセイのデザインから解析までシンプルな実行をサポートするので、初めて分子間相互作用解析を行う方でもすぐに使い方をマスターできます。
オートメーションには非対応です。
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